- 訪問記録
国際基督教大学 ICU祭 2025
10月12日・13日、国際基督教大学(ICU)で開催された大学祭、「ICU祭」に訪問してきました。
今年のテーマは「煌 -キラメキ-」。
その名の通りキャンパス全体が学生たちの活気と多様な文化に包まれ、煌めいた空間が広がっていました。
ICU祭は、家族連れ・大学生・留学生など、多国籍で幅広い客層が訪れることで知られています。
正門に入るとすぐ続いている、100mくらいの直線道路。そこには国際色豊かな模擬店がずらりと並び、まるで世界各国が集まった小さな街に足を踏み入れたような雰囲気を感じました!

留学生がつくる「ミニワールド」
ICU祭の大きな特徴は、何といってもアジアを中心とした世界各国の様々な飲食物の販売や、文化を紹介している模擬店ブースです。
今年は81団体の出展があり、各国からの留学生が母国の言葉や文化、伝統料理などを紹介しており、どこも大盛況でした。
また、「各国の “愛してる”という言葉を集めよう」という企画では、留学生が丁寧に発音を教えてくれ、7か国語での“愛してる”を学ぶことができました。
参加するとエコバッグがもらえるというお土産付きなのも嬉しいですね!
どのブースでも、学生たちが楽しそうに自分の文化を紹介している姿が印象的で、温かい国際交流の空気が広がっていました。
ステージイベントを鑑賞しながら芝生の上で味わう世界の料理
広い芝生エリアでは、様々なジャンルの音楽ステージを鑑賞しながら、模擬店で買った食べ物をゆったり楽しむことができるスペースになっています。心地よい風と青空の中で食べる料理は格別です!
模擬店やフードトラックは種類が豊富で、どれも魅力的でしたが、とくに人気だったのがタコス店。スパイスの香りが広がる中、多くの来場者がタコスを手に芝生エリアへ向かっていました。

子どもに大人気のワークショップ
家族連れの来場者が多いこともあり、子ども向けの企画やワークショップも非常に人気でした。
プレイパークや縁日、絵本テントが用意され、工作やスタンプラリーなど、小さなお子さんが夢中になれる企画が充実!保護者の方々も安心して楽しめます。
駅から遠いのに大盛況。その理由は「母校愛」かもしれません
ICUのキャンパスは最寄り駅から少し距離があります。それにもかかわらず、当日は驚くほどの来場者が訪れていました。
スタッフの方によると、ICUはOB・OGの母校愛がとても強いそうです。
毎年のように大学祭に訪れ、後輩たちの企画を楽しみにしている卒業生も多いとか!キャンパス内で聞こえる再会の笑い声からも、その温かいつながりを感じることができました。

多文化が煌めく唯一無二の大学祭
今回、私自身が特に楽しかったのは、各国の留学生との交流です。
文化の違いや大学生活のこと、母国のことなどを気さくに話してくれ、短時間ながらとても濃いコミュニケーションを楽しむことができました!
普段の学生生活ではなかなか触れることのできない“世界との近さ”を感じられるのは、ICU祭ならではの魅力だと思います。
ICU祭は、食・文化・交流がひとつになった “ミニ国際フェス”のようなイベントとも言えるのではないでしょうか。
芝生の上で世界の料理を味わい、留学生と笑いながら言葉を学ぶ時間は、この大学祭の特別さを強く感じさせてくれます。
「異国文化あふれる、唯一無二の大学祭」。
ICU祭はまさにその言葉がぴったりのイベントでした。
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